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生活習慣病Q&A

こんな生活が生活習慣病を引き起こす!

患者: 仕事仕事の毎日だから、休みの日はどうしても何もする気がおきなくて、家でゴロゴロしている事が多いな。少しは体重増えてきたみたいだけど、体は昔から丈夫だから、ま、問題ないよ。
医師: 気持ちは昔のままでも体はそうはいきません。そんなに忙しいと食事も不規則ではないでしょうか?外食や出前が多かったり、夜遅くに食事をしたり、ついつい深酒をしたりしていませんか?
患者: う!ううん...。まあね。
医師: そういった生活がまさに生活習慣病の原因となります。この病気は、運動不足にも関わらず、多べ過ぎや、脂肪が多い欧米化した食事の内容、それからストレスの増大などを背景に、日本人の中でどんどん増えています。

こんな症状に気付いたら動脈硬化に注意!

患者: でも、生活習慣病って遺伝によるって言うじゃないか。
医師: そういったことを言っている人が一番危ないんです。
確かに遺伝的な要素もありますが、それ以上に不規則な生活が一番問題なのです。
患者: でも、痛いとか痒いとか、全然自覚症状がないんだぞ。
医師: それでは聞きますが、夜中に喉が渇いたり、トイレで起きる事はありませんか?
患者: そういえば、最近喉が渇くな...。それにトイレにも起きるようになった。でもこれは中年になれば誰でもなることじゃないの?
医師: いえ、肥満体の方ですと高脂血症か糖尿の疑いが出てきます。確かにこのような兆候はささいなことと思うかも知れませんが、生活習慣病の恐ろしいところは、自覚症状が無いか、あっても自分では気付かない、ささいな症状が現れることなんです。
そのまま放っておけば、知らない間に動脈硬化や脳卒中を引き起こすことにもなりかねません。
患者: そんな大袈裟な!!  
医師: とんでもない!甘く見てはいけません!
まず、自分の生活をしっかり見直す必要があります。

生活をかえろと言われても...

患者: しかし、仕事は相変わらず忙しいし、生活を変えろと言われてもどうしたらよいのかわからないよ。
医師: 仕事に対しては熱中できるのにですか?
患者: 腹一杯飯食ってバリバリ仕事をする。夜はストレス解消にパーっと酒を飲んで発散する。これが明日への仕事のエネルギーにつながるんだ!
医師: それでは早死にです....。馬鹿さかげんにもあきれます。
そのエネルギーを少しでもいいですから、自分の生活を見直す事に使っていただきたい!
患者: 早死に?俺はまだ41歳だよ。
医師: 41といえば昔で言えばもう「初老」。いつまでも若いと思う気持ちは大切だが、それにまかせて無茶な生活をすることは禁物ですよ。
患者: だけど、この年になると、そう簡単には仕事をかえる事は出来ないぜ。
医師: 生活を変えると言うと、すぐに仕事と結びつける考えがよくありません。
まず、できそうな事から始めましょう。
きちんと三度の食事をとるとか、なるべく歩くように心掛けるとか、他にも禁煙、禁酒、ストレスの発散を自分の生活の中で意識しつづけることです。
患者: なるほどな!

健康的な生活を毎日続ける自身がないなぁ

患者: そうは言っても毎日のことだから、なかなか続かないよ。
医師: 変に気張ると長続きしません。家族の力も借りて一つずつでもいいから改めていきましょう。意識付けのために目標をもつのもいいでしょう。例えばこれが優しい妻のため、可愛い子供のため。そして、大好きな仕事のためにもなるとか...。
患者: 嫌味な言い方だな。ああー妻と子供のためか....
医師: まず。食事ですね。とにかくカロリーを取り過ぎない事。
患者: サーロインステーキ大好きなんだよね。
医師: 食物繊維を採リましょう。
患者: 野菜とかキノコ、海草はあまり食べないな。
医師: 塩分も控えたほうがいいでしょう。
患者: お新香にしょうゆをかけたほうが、味がしっかりしていいんだけど。
医師: それじゃあ簡単じゃないですか!!あなたの好きなものを控えて、あまり食べていなっかたものを多く食べればいいんです。そして栄養のバランスがとれた食事を奥さんに考えてもらえばいいでしょう。後は、適度な運動を日常生活に取り入れる事です。

生活習慣病を予防するために

---原因--------
○食べ過ぎ
○飲み過ぎ
○運動不足
○睡眠不足
○ストレス
○喫煙

こんな症状に気づいたら動脈硬化に注意

動脈硬化
高脂血症
まぶたのふくらみ
足首が太くなる
糖尿病
のどが渇く
頻尿
手足のしびれ
高血圧
頭痛
めまい
耳鳴り

調理の工夫

カロリー制限の工夫
○揚げ物は、素揚げ、唐揚げに
○鉄板焼きよりも網焼きに
○電子レンジを活用しましょう
○脂肪の少ない素材を選択しましょう
食物繊維を上手に取る工夫
○青菜類はゆでると、かさが減るので食べやすくなります
塩分を取り過ぎないための工夫
○新鮮な素材を使い、味付けには酸味のもの(レモンなど)を利します
運動の工夫
○万歩計で歩行に目標をもつ
○エスカレーターやエレベーターを使わない
○体調不良の日は無理をしないで休む

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