胃潰瘍のはなし
胃潰瘍治療のための7カ条
- 薬は主治医の指示どおりに飲んで下さい
- 主治医の指示した以外の薬を飲む時は、必ず相談を
- 検査は必ず定期的に受けましょう
- 過労は避け、睡眠を十分とりましょう
- 食事は何を食べても結構ですが、胃に負担をかけやすい食品は控えましょう
- アルコールは少々ならかまいませんが、楽しく飲む事を心掛けましょう
- タバコ、特に空腹時や就寝前の一服は禁物です
ストレスが胃を傷つける
ストレスが胃を傷つける胃潰瘍は、消化器の病気の中で最もポピュラーなものの一つです。何らかの刺激が胃のはたらきを狂わせ、その結果、胃が自分自身を消化し、傷もしくは穴があいてしまう病気です。原因の大半はストレスにあるといわれています。
完治しにくい=再発しやすい
困ったことに、胃潰瘍は再発しやすいのが特徴です。症状がなくなっても、自分の判断で服薬を中断してしまうのは危険です。X線や内視鏡で経過観察しながら十分フォローしていくことが大切です。
3者協調で胃・お大事に
治療の基本は、医師のもとで服薬を続け、規則正しい生活を送ることです。定期的な検診もかかせません。
診察、自己管理、服薬の3者協調の心掛けが、治療の早道です。