心不全の診断・治療

心不全の診断・治療

心不全は、心臓が排出する血液の量が不十分で、全身が必要とするだけの循環量を保てない状態をいいます。

心不全におちいると、手足の冷感や、意識レベルの低下、倦怠感、呼吸困難等の症状が現れ、死に繋がることもあります。

診断・治療

心臓のエコー検査等で血液の排出量を検査し診断が行われます。治療については、利尿薬や強心薬などの投薬治療が中心となります。

不整脈の診断・治療

不整脈の診断・治療

不整脈とは、心拍数や心臓の鼓動のリズムが一定でない状態の事を言います。

不整脈によって心筋梗塞、心筋症、弁膜症などが引き起こされ、突然死の原因となります。

不整脈の症状としては、動悸、めまい、失神、胸部違和感、息切れ、胸痛がありますが、症状が出ない場合もあります。

治療

まずは、心電図等を用いた検査から不整脈の診断をいたします。

治療は抗不整脈薬など、投薬によって、不整脈を抑えたり、脈拍をコントロールしたりする治療が一般的です。その他、ペースメーカーや植え込み型除細動器 を導入する外科的な治療もあります。

苦痛の少ない内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査

苦痛の少ない内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査

内視鏡とは、細い管状のカメラを鼻などから挿入し、胃や大腸を直接観察する検査機器です。内視鏡検査によって、日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながることが多くあります。近年では、機器の性能があがり、苦痛も少なく、10~30分程度でほとんどの検査が終了します。

検査は、「経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)」「大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の2つの種類があります。

経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)について

昔の胃カメラは、口から管を挿入するタイプで苦痛が伴いましたが、現在は鼻から細い管(先頭部分が5mm程度)を挿入する苦痛の少ないタイプが一般的になっています。鼻から挿入しますので、吐き気が起こりにくく、会話ができるのが特徴です。

検査の流れ

検査前日

夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。

水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。

検査当日

朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。

検査中

ベッドに左向きになった状態で検査を行います。

検査時間はだいたい10分ぐらいです。

内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。

診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。

大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)

大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患で

す。

検査の流れ

前処置として午前中に2リットルほどの下剤を服用していただき、腸内の糞便を出して、午後から検査となります。

検査前に検査の説明をいたします。

肛門から内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。

検査は20~30分程度です(個人差があります)。

もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。生検を行った際には検査当日はアルコールを飲まないでください。

留意事項

  • 検査中は空気でお腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻りますので心配はありません。
  • 検査後はベットで1時間ほど休んでから帰宅していただきます。
過敏性腸症候群の治療

過敏性腸症候群の治療

過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称です。

検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的疾患が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛などによる下腹部の張りなどの症状が起こります。

原因については、ストレスなどによる、腸の運動を司る自律神経に異常きたすためと言われています。

過敏性腸症候群の症状

症状の現れ方によって、不安定型、慢性下痢型、分泌型、ガス型の4つに分けられます。排便により、しばらくは症状が軽くなりますが、またぶり返すことが多くあります。

不安定型

腹痛および腹部の違和感、下痢と便秘が複数日間隔で交互に現れます(交代性便通異常)。

慢性下痢型

少しでもストレスや不安を感じると下痢を引き起こします。神経性下痢などとも呼ばれます。

分泌型

強い腹痛の後、大量の粘液が排泄されます。

ガス型

おならが出てしまう症状。症状が重くなると、他人の前では無意識の内にガスやにおいがもれるようになります。おなら恐怖症等と呼ばれあがり症(対人恐怖症)の一つと見なされることもあります。

治療

ストレスや生活の乱れによって起こることが多くありますので、まずは、生活習慣の改善指導をおこないます。最近では、薬物による治療についても効果の高いものが出てきましたので、投薬による治療も行います。また、場合によっては、漢方による治療もおこないます。

大腸の病気(大腸炎・大腸がん・大腸ポリープなど)

大腸の病気(大腸炎・大腸がん・大腸ポリープなど)

大腸(盲腸、結腸、直腸)の病気には、大腸炎、大腸がんなどがあります。最近では、過敏性腸症候群も注目されています。

大腸炎

大腸に炎症を生じる病気で、潰瘍性大腸炎やクローン病、ベーチェット病など、さらに様々な病気に分類されます。潰瘍性大腸炎やクローン病は、免疫に潰瘍・炎症等ができる病気で、特に、潰瘍性大腸炎は大腸がんを併発していることも多くあります。

自覚症状としては、血便や下痢によるものが多く、重症化すると発熱や体重減少、腹痛を伴うことがあります。放置することで、腸閉そくなどの合併症を起こす場合がありますので、上記の症状が出た場合は、早めに当院へご相談ください。

大腸がん

大腸がんは、日本でもがん疾患の割合が高く、死亡率も高くなっています。

早期の場合は自覚症状が無い場合が多く、健康診断等で発見されるケースが多くあります。早期の発見であれば、内視鏡などで除去することが出来ます。

やはり、定期的な健診を受けることで、早期発見することが重要になりますので、是非当院にご相談ください。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、大腸に潰瘍や炎症などの目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘や下腹部の張りの症状が起こる病気です。

ストレスやアルコールの摂取過多、生活の乱れによっておこると言われています。

治療については、上記の要因を改善することが基本となります。また、症状に応じて薬物による治療についても併せて行う場合がありますので、先ずは当院にご相談ください。