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内服薬の飲み方

 1. 服用時間について

薬が正しく効果を現すためには、指示された用量、回数、時間を守らなければなりません。そうでないと効果が十分でなかったり、副作用が出たりすることがあります。

服用時間は、次の時間を目安としてください。

食前 食事の約30分前
食直前 食事のすぐ前
食直後 食事のすぐ後
食間 食事の約2時間後(食事と食事の間)
就寝前 寝る約30分前
頓服 症状に応じて服用

 

食事を基準にして、前・後・間と決まっているのは、食事が生活のリズムとなっており、朝・昼・夕とほぼ同じ時間に食事をされる方が多いからです。

食事を基準にしておくと飲み忘れも少なくなります。ただし、食事を摂らない方など食事を抜かれる場合でも、食事をしないからといって服用しないでよいわけではありません。食事が不規則な方は医師・歯科医師・薬剤師に相談してください。

薬の賞味期限について

病院からもらったお薬の賞味期限は、原則として処方を受けた日から指示通り使用し、使い切る日までとなります。 しかし、必要に応じて使用する頓服や、28日間など、長い期間のお薬をもらった場合、きちんと管理をし、お薬を安全に使用することが大切です。

薬の賞味期限については、次の期間を参考にしてください。

☆ 飲み薬(錠剤、粉薬など) ☆
 開封していないお薬については、2~3年は持つと思われます。乾燥剤を入れた密封容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい所で保管してください。ただし、開封後や、飲み薬の色や臭いが変わっている時は、期限内であっても使用しないでください。効果が落ちるだけでなく、体に悪影響を及ぼす事もあります。
☆ 水薬 ☆
 水薬は何種類かの薬が配合していたり、水で薄めて飲みやすくしていることがよくあります。そのため悪い菌が繁殖しやすく、賞味期限は短くなります。
 冷蔵庫に保管していても、お薬をもらってから7~10日間を限度にしてください。また、薬のびんやフタ・カップの口は、悪い菌を繁殖させない為にも、常に清潔に保ちましょう。
☆ 目薬 ☆
 目薬には使用期限が書かれていますが、これは開封する前のものです。一度開封した目薬については、菌が繁殖する為、通常1ヶ月が使用期限となります。しかし、ものによっては1週間のものもあり、使わなくなったら速やかに処分してください。
☆ ぬり薬 ☆
 軟膏などのぬり薬に書かれている使用期限も、開封する前のものです。開封後の期限は約1年となります。フタをしっかり締め、冷暗所で保管してください。色が変わっていたり、油が浮いているものについては使用しないでください。


ここに示したものは、あくまで目安です。 保管条件や薬の種類によっても異なりますので、おかしいなと感じたら使用しないようにしましょう。ここに示したものは、あくまで目安です。 保管条件や薬の種類によっても異なりますので、おかしいなと感じたら使用しないようにしましょう。 

注意

お薬はその時の体調に合ったものが出ています。残っているからといって使用していいものではありませんので、使用する時は必ず医師か薬剤師に相談するようにしてください。

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